ICOバンクエラを勝手にファンダ分析していろいろ妄想してみた(店舗展開・サービス展開編)


バンクエラ事務局が投資家に回答した内容などをもとに、バンクエラの描く未来像が現実としてどのくらいのものなのかを、勝手に想像する記事をまとめてみました。part3。

ここでは、そもそものホワイトペーパーの解説している内容を改めて翻訳したりせず、その先に見えるものはどんなものなのか、というのを勝手気ままに書くだけで、まったく参考にならない妄想です。あらかじめおことわりしておきます。

店舗網はスルガ銀行型?北九州銀行型?わからないので店舗数にのみフォーカスしてみる

ICO130億円規模では、北九州銀行の自己資本に近く、北九州銀行の店舗数は35あります。
10年後に目指す経常収支は、スルガ銀行と同じくらいですが、自己資本はSCOを達成しても3分の1です。

ICOとSCO、10年後とキーワードと時間軸がごちゃまぜになってしまっているので、バンクエラが掲げている20店舗という線から将来の店舗運営の方向性を勝手に予測してみます。

デジタルバンクと通貨コネクトというキーワード

本来なら、リトアニア国内に支店網を整備すればいいですが、収益の柱の一つにしている支払い業務では、通貨の交換をする両替所としての機能が肝になってくるはずなので、なるべく多くの通貨システムと連携を取る必要があります。

1支店の開店を、やりとりしたい通貨の国で開業していく、と考えると、バンクエラの言う「20店舗」というのはかなり具体的な気がします。FXでやりとりされている主要30通貨から、20程度と支店数予測を想像してみると、以下のようなリストになりますかね。

ユーロ(ドイツ、フランス、オランダ、リトアニア、イタリア)5店
米ドル(アメリカ) 2店
ポンド(イギリス) 1店
フラン(スイス) 1店
クローナ(スゥエーデン)1店
円(日本)1店
元(中国)1店
ルーブル(ロシア)1店
ランド(南ア)1店
メキシコペソ(メキシコ) 1店
カナダドル(カナダ) 1店
NZドル(NZ) 1店
ウオン(韓国) 1店
レアル(ブラジル)1店

ユーロ圏は主要国に支店を出すのでなく、規制のゆるい(?)ルクセンブルクやアイルランドなどのタックスヘイブンに出店するかもしれません。

バヌアツの銀行買収はどういうわけか?

しかし、バンクエラはなぜかバヌアツの銀行を買収しました。通貨はバツなので、上記の主要通貨とは別次元です。

しかし、通貨バツを扱える銀行を1つ得たのは事実です。

バツ(バヌアツ)1店

これはひとえに銀行免許の実績を手っ取り早く取る作戦なのでは。

ちなみに1バツ(バヌアツ通貨)=約1円なので、日本人的には非常に計算しやすいレートです。

セブン銀行の高収益体質が、バンクエラのロケットスタートの事業モデルに似ているか?

デジタルバンクとしてのビジネスモデルに近いのは、日本のネットバンキングである楽天銀行やセブン銀行、イオン銀行からヒントを得ることができそうです。

この中でセブン銀行は純益が非常に高く、高収益体質を実現しているのは結構知られていることだと思います。

この理由は、セブン銀行は基本的にATMに徹していることで、ローンや預金をそろえるそもそもの銀行業務とはちょっと違う営業方針であることです。全国2万店のセブンイレブンの店舗網を通じて、利用者と銀行の入出金の中継を行うことで、その振替手数料で稼いでいるのです。これはバンクエラがICO後すぐに取り組もうと思っている「支払いサービス」に当てはまるのでは、と思います。

バンクエラが各国通貨のバンキングシステムとリンクし、両替機能を万全にしてその手数料収入をひとつの収益の柱とするのは、うなずけます。が、セブン銀行のように自前のATMを持っていないので、経営効率との兼ね合いがどう違ってくるのか私にはわかりません。

まとめ

バンクエラの店舗展開とサービス展開は、ネットバンクを例に取って比較してみると、なんとなくイメージができそうです。また、ネットバンキングとしての傾向は、楽天銀行と楽天証券が実施しているモデルが参考になるかもしれない、と思いました。このあたりは事業が動き出してから出てくるディスクロージャーを待って、分析してみたいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。