仮想通貨のレーティングを検証してみる

上場済み仮想通貨のレーティング。ツッコミどころたくさんあるかな、と個人的に思いますが、ワイスレーティングが先行して仮想通貨のレーティング結果を発表しています。毎月の更新でどのように推移しているか、ひとまずまとめてみました。

1月発表以来毎月更新で上昇したのは4銘柄。その意味を考えながら見てみる

4銘柄のみ、上昇でした。リップルは2段階のジャンプアップです。

Auroracoin AUR D+ → C-
Bitcoin BTC C+ → B-
Ripple XRP C → B-
Stellar XLM C → C+

ビットコインは送金詰まりの解消が材料か?単にバブル市場での需給ひっ迫が原因だと思うので、閑散でこうなったからといって特段の変化には思えませんが。リップルは提携が増えていることを好感?2段階のジャンプアップでいいのか?というところです。

世界基準(とくにアメリカ)ではB以上が安全ライン、最低限の合格ラインがC以上です。ここでのC評価は「無視する」か「ホールド」というどっちつかず。となると、最低限として「B」はついてないと、というところですね。

参考記事
アメリカ式レーティングに秘められた大きな評価差を復習する

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株式の銘柄レーティングなどに使われるABC評価ですが、日本人にはわかりずらい「ご当地感覚」というのが存在しています。この感覚を知っていると知らないとでは、見た目の評価に大きな差が出るのでは、と思いまとめてみることにしました。 ABC法は一般的には5段階 見た目ですが、一般...

ちなみに、Weiss RatingsはA~Eグレードを以下のように定義しています。

A Strong Buy High probability of stability even in a severely adverse environment, such as a depression or debt crisis.
B Buy Probably stable even in an adverse business or economic environment. However, its stability should be re-evaluated at that time.
C Hold or Avoid Probably stable in a favorable environment, but may encounter financial difficulties in an adverse environment.
D Sell May encounter financial difficulties, including failure, in an adverse business or economic environment.
E Strong Sell May encounter financial difficulties, including failure, even in a favorable business or economic environment.

Weiss Ratings Rating Definitions
https://www.weissratings.com/help/rating-definitions

レーティングリスト

以下のような感じです。

新規はいつのまにか7銘柄。

Bytecoin BCN C- (2008年上場)
Comet CMT E- (2016年上場)
DigitalNote XDN D+ (2014年上場)
Matchpool GUP E (2017年上場)
Megacoin MEC E+ (2013年上場)
ReddCoin RDD D+ (2014年上場)
Skycoin SKY D+ (2015年上場)

しかし全体的にレーティングがとても低い。Eは「ソッコー売れ!」というもののはずなのに、どうしてリストしたのか、疑問です。レーティングをわざわざするのは、投資として推奨するものが多いはずですが、このリストはむしろ「これは危ないからやめとけリストであるかもしれません。

それなら激しく同意です。

ネム、イーサリアムともに2段階のダウン?

それにしても2段階下げっていうのは、どうなんでしょう?というのがネムとイーサリアムです。

ネムのダウンは「やっぱりな」ではあります。コインチェックのハッキング事件のあと、ネム財団がハッカー阻止で動いてみせたものの、結局換金を許し、犯人逮捕にすら至っていない体たらくは「なにやってんだお前!」です。

しかし、基本スペック上の不備ではなく、取引環境で起こったことなので、ネム自体では関係がありません。ハードフォークなどの暴挙にも出なかったのは救いでした。かっこつけたわりにハッキングの犯人検挙に至ってないお騒がせに対して懲罰的に1段階のダウンでいい気がします。

イーサリアムは、最近のICOのプラットフォームとしてほとんどの銘柄が採用しているブロックチェーンになり、影響力はビットコイン以上であるのは間違いないですが、カスやスキャムもイーサリアム技術を使っていることや、イーサリアム自体の開発に遅れが出ていることから評価を下げる要素は、なくはないです。しかし、開発が中断したわけではなく遅れているだけですし、スキャムが出てきても投資家が買わなければいいだけのことで、直接的な技術不備、とまで言い切れません。これも1段階ダウンでいい気がします。

ひとまず、これしか出てないので、これを使うしかない?

ワイスレーティングがひとまずまとめてくれているので、これがベンチマークになってしまっていることは確かです。しかし、たとえばNxtが採用されているのは理解できなかったり(技術バージョンはアーダーがすべて引き継いだはずだから、指標としてはこっちがリストされていなければおかしいよね、とか)ネムやイーサリアムの2段階下げは厳しすぎないか、と思ったり、と、ちぐはぐなところが多いよね、というのが正直な感想です。

ICOは評価機関が複数のレーティングを事前に発表するようになったので、そこをベースに開発状況がロードマップどおりに進んでいるか、ファンダ的にいいニュースがあるか、などを見て、レーティングをかえていけばいい、というようなフォローができますが、すでに上場しているアルト系では、より信頼の持てるレーティングが待たれます。複数の格付け機関が競うようにならないと、レベルアップはないように思います。

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