前評判絶賛のICO・StopTheFakesが予定の1割しか販売達成していない件は、チャンスなのか?

日本時間4月21日21時に締め切られる超直前ICO銘柄、ストップザフェイクス(StopTheFakes)をいまさら解説します。これはホワイトペーパーとワンページャーの日本語翻訳で実際に参加した企画でした。納品したホワイトペーパー、公開されてないし。支払いあるかどうかわからないので、いちおう、ここに公開してしまいます。

ホワイトペーパー日本語版(約4M)
ワンページャー日本語版(約1M)

ストップザフェイクス(StopTheFakes)どんな企画なのか?

著作権など権利保護のプラットフォームをつくろう、というプロジェクトです。市井の人を著作権防衛のためのハンターにして、報酬をトークンで支払うという構造・考え方は、密造業者たちを恐怖に陥れるには十分な内容です。また、ブランド管理にまで手が回らないスタートアップや中小事業者、個人事業者にも大変有効な手段で、初期コストが大きく低減されることはまちがいないと思います。

ブロックチェーンが何に活用されるのかというと、侵害情報をたくさん集めることによって、違反の傾向を内容と発生地域で分析することができ、ビックデータ解析規模にデータ収集が進むと、違反発生予測もアラートとして協力者に流せるようになる、ということです。

ホワイトペーパーでは20~28ページでかなり詳細にわたってサービスの仕組みを解説しています。実際にアプリも動き出しているので、当然と言えば当然ですがw

■アプリの使い方


登録、ログイン、案件サーチ、現場で写真を撮る方法、パーソナル評価、報酬ゲットなど、一連のことについて。全体的に、なぜかピンボケしてるけどw

トークンセールについて

プレセールは成功しているようですが、ICOは想定の1割しか売れてないので、苦戦しています。ここは注意すべきです。
ただし、売れ残ったトークンは焼却するので、1トークンの価値は増加します(運営上の懸念につながるかも:後述)。

トークンセールについての各種情報は、以下の通り。

Token STF
PreICO Price 1 ETH = 2,400 STF
Price Exchange price min $0.52
Today price $0.239
ボーナス 実施中
バウンティ 実施中
プラットフォーム イーサリアム(ERC20)
交換 ETH, BTC
最低購入額 0.1 ETH, 0.01 BTC
最高購入額 とくになし
Soft cap 675,000 USD(達成)
Hard cap 8,500,000 USD(実施中)
本拠地所在地 チェコ共和国
ホワイトリスト/KYC あり。ICO終了後?
販売禁止国 アメリカ合衆国、ベリーズ
総発行数 2900万トークン(追加予定なし)

1ETH=2,400STFで、イーサリアムベースです。イーサリアムの価格変動にかなり振り回されます。最近交換レートで$0.52ドルと$0.239という数字が出てきていますが、、、テレグラムのやりとりを見ていても謎です。

ICOは、締め切り直前現在10分の1しか達成していないことは、運営にも影響ありそう

今回のICOでは、2027万1000トークンを販売して資金調達するはずだったのですが、実際はその10分の1程度しか達成していません。トークンは実際のサービスにも活用されるものなので、1700万トークンが未流通になるのは(残ったトークンは焼却されるから)、ヤバいんじゃないか、と思ってたりします。

では、実際にはどのくらいトークンが存在するのか。

Pre Sale 130万5000 これは達成
ICO  279万1298 予定の10分の1?
セールで売り出されたのは、
409万6298

その他フリーで配布されるトークンをカウントしてみる。
162万4000 バウンティ&アフィリエイト
145万 チーム(ただし6か月ロックアップ
145万 アドバイザリー(ただし3か月ロックアップ

フリー分の合計は、452万4000

リザーブファンド分(290万)は除いておきます。

セールは862万
バーンは1748万
——————-
2610万のうち、67%のトークンが消えることになります。これはビットコインの総数をはるかに下回ります。
1イーサリアム5万円で考えると(1ETH=50,000円=2400STF=21円/1STF)、1トークン31円くらいにまで価値が上がる、ということなので、買った者としてはうれしいのですが。。。調達資金が少なすぎるので、上場承認下りるのか?というのと、開発が予定した通り進むのか、そもそもプロジェクトが成り立つのか心配です。

いちおう、買い方を教えておきます。。。

StopTheFakesのサイトにアクセスし、サインナップ後、指定のイーサリアムまたはビットコインのアドレスに送金すると、すぐに反映されます。

StopTheFakes(わたしの紹介アドレスです)
https://stopthefakes.io/

わたしは0.1イーサ分買ってしまいましたw

そんなStopTheFakes、ICO評価機関は「大絶賛」

ICOBazaar、ICODrops、ICORankerが評価をしていないのが気がかりですが、おおむね大絶賛です。

ICO Rating: Positive Hype Score3.5/5.0 Risk Score LOW 2.7/5.0
https://icorating.com/ico/stopthefakes/

ICO BENCH 4.4/5.0(48人のエキスパート評価)
https://icobench.com/ico/stopthefakes

ICO Token News 4.4/5.0(28 votes)
https://www.icotokennews.com/icos/stopthefakes/

ICO Holder 4.27/5.0 POSITIVE
https://icoholder.com/en/stopthefakes-4235

TOPRATED ICO 8.6/10.0
https://topratedicos.io/ja/stopthefakes-ico-review/

COINTRUST 9.2/10.0
https://www.cointrust.com/cryptocurrency-ico/stopthefakes

TOKENTOPS 4.5/5.0
https://tokentops.com/ico/stopthefakes/

Cryptrated 4.7/5.0
https://cryptorated.com/ico-rating/stopthefakes/

チーム編成

強力な応援団がいる、「心もとない」チーム、といえます。LikedInを見ていると、明らかです。

アドバイザリー

Reuben Godfrey 5829人
Andrey Zolin 460人
Ismael Arribas 1452人
Igor Slabykh 436人
Elia Gabriel 150人

運営
Mikhail Krzhanovsky 363人 モスクワ
・・・創業者 所属のEscape-plannersはチェコ もともとはロシアの人
Igor Salikov 500人以上 プラハ
・・・共同創業者 L’Oréalのブランドマーケティングマネージャー
Evgeny Savochkin 222人 ロシア
・・・G-Atriaという会社に所属
Maria Dvoryanchikova 204人 チェコ
・・・ŠKODA AUTO a.s.の人 (STFはフォローしていないw)
Max Kononenko 584人 ラトビア
Olga Belyakova 125人 チェコ
・・・Živnostník/vlastníkは、自営業という意味
Alexey Zhunin 86人 ロシア
・・・HungryDevという会社?にいるようです。
Alexander Suvorov 500人以上
・・・CA Techのプログラムマネージャーですけどね。
Roman Rulkov 0人 ロシア
・・・STFのみフォロー

アドバイザリーにReuben Godfrey氏(他のICO16件を手掛けるICO BNCHのサクセススコアは 81.1pts)とAndrey Zolin氏(ICO BNCHのサクセススコアは20.5pt)、Ismael Arribas氏(政府系の橋渡し役で重要、1452人)がいるのは心強い。
ただし、
実際は、創業者の Krzhanovsky氏と、 Rulkov氏が専任で、ほかの人たちはパートタイムで協力者、という感じです。それでも協力者はロレアル、CA Tech、ŠKODA AUTOと大企業系なので、まあなんとか、体裁はあるような気がします。

経営に関する情報とインベスターリレーションズに対する評価

テレグラムで何度か質問をしているのですが、なしのつぶてです。お金が入ってから考える、というノリかもしれません。

経営に関する情報は、なかなか定まらないところもあるのは確かですが、質問に対して無言、あるいは無視する姿勢は、投資家に対しての態度としては最悪です。これはほかのICOの大部分にもいえる悪弊ですが、投資してくれる人に対してのリスペクトが完全に欠落していて、こういった態度をテレグラムやフォーラムで取り続ける記録は、今後まっとうなファンドや大口の投資家が足踏みをする要素となることは確実です。それに気づかないのも不思議でしょうがないのですが、実際に起こってしまっている以上は、ここは大減点としています。

まとめ

ICO評価機関は、企画がしっかりしているので大絶賛のプロジェクトですが、実際のICOではチーム編成がパートタイム中心のため、動きがにぶく、すべてに後手後手で、結果として投資家をうまく集めることができていません。経営は改善しかないですが(マーケティングでまともな人材を入れる、開発をしっかりと進める)、企画内容は世界が待望するものだと私は思っているので、最低限ですが参加しています。

しかし、杓子定規的に考えれば、評価は「F」です。

企画 25% / 30%
開発 15% / 30%
経営 05% / 10%
IR  10% / 30%
———————
総合”F” 50% / 100%

企画(25%):詳細まで考えられていてイメージできるし、内容が現実的。ただし、アプリベースでのサービスなので、「どこかの1サービス」として埋もれてしまう懸念もある。世界展開は当然だとしても、音楽や映像という特定の分野でまず確固たる実績を持てるか、JASRACのような権利管理機関とどのくらい提携できるか、などもカギになると思う。

開発(15%) :やっぱりメンバーが足らないと思います。大枠のフレームはできているのでいいのですが、法律的判断を国別展開でどうするのか、法的措置で人員が割かれないのかというような心配も出てきます。ブロックチェーンで管理とはいえ、ベースルールの設定をいかにするのか、というところはホワイトペーパーでは明記されていません。

経営(05%) :プロジェクトベースの進行なので、開発次第で経営がついてくる、というようなベンチャーのシードステージみたいなものです。ただ、大規模投資を求めるならば、本社所在地を明らかにし、開発環境などオーソドックスな情報を提供する準備は必須です。決算書もないですし。このあたりを整えたうえでICOをしたら、爆発的に投資家が増えたのでは、と悔やまれます。

IR(10%) :テレグラムをはじめとするSNSでの運営の態度は残念の一言です。しっかりと投資家を集めているICOは、さまざまな質問に真摯に回答しています。わからないこと、決まっていないことも「現状ではわからないので答えられない」と答えるのと無視するのでは印象がまったく違ってくることを、運営者たちは理解していません。ICOに議決権はありませんが、だからこそしっかりと対応しよう、というところと、議決権ないからテキトーでいいんじゃね?という態度では、結局差が出たのは今回のICOで如実に出ているのでは、と思いました。

とかボコボコにしてますが、わたしは買ってますw

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