フリーマーケットトークン(FreeMarketToken)

オーストラリアのフリーマーケットトークン。ホワイトペーパーを通じてこのプロジェクトについて学んだことをあらためてまとめてみます。

トークンセールについて

トークン名:FMT
総発行予定数:5.5億(売り出し3億)
ホエール対策:あり
セール:都度実施
運営:https://freemarkettoken.io/
価格:0.025~0.07(USD)
購入:NEM、BTC、ETH
受取:NEMウォレットが必要
ロックアップ:あり(運営、アドバイザーに12か月
べスティング:早期参加者に6か月のべスティング期間
売れ残りトークンの処理:再配分

プライベートセール、プレセール2ステージ、パブリックセールと設定。それぞれで約1か月ずつの販売ですが、期日を確定させていません。売れ行きや市場動向を見ながら、という点ではいい選択かな、と思いますが、のんびりすぎるとロードマップに影響も出そうです。

FMTトークン 日本版ホワイトペーパー

プロジェクトの概要理解:概要~エグゼクティブサマリーだけでは不十分

プロジェクトの説明は、たいていはここの部分を読みさえすれば理解できるのですが、FMTの場合は理解不能でした。

全体的にはマーケットプレイスのしくみ、とくに売る側の参加資格や特典などの説明が詳細にわたっています(チャプター5~7はほとんどこれについて)。
逆に買う側の視点での説明が不十分かな、というのもあったので、フォーラムなどで運営に追加取材してみています(これについては後述)。

アマゾンっぽいeBayなメルカリ

実際のサイトは完成して部分的に運用中。
https://ecryptostore.com/
*仮想通貨での決済もOKのようですね。

・超簡単に言ってしまえば、メルカリの世界版だけど、アマゾンのマーケットプレイスカラー、と思っておけばいい。
・何かを売る人は登録制(このあたりは楽天の出店基準みたいな)
・FMTトークンは、登録料金をディスカウントする特典がある
・FMTトークンは、保有分だけエスクローの担保になる(時価で変動するが)
・参加者は世界からなので、フィアット通貨ではなくFMTトークンを共通通貨として使える
・流通が安定化すると、交換手数料や登録者手数料徴収を配当としてトークン保有者に分配

翻訳を通じて感じたのは、売り手の工夫がしっかりとされていることですね。
マーチャントの信用度はKYCに似たような登録認証メソッドを通じて行い、認定されると精算処理が買い手と直接できるようになります。信用がない新人でもエスクローシステムを通じて精算管理が行われるので、買い手が代金を持ち逃げされるというようなリスクは限りなく低くする工夫を感じます。

マーチャントの評判は売却先のお客によるピアエバリュエーションによって上げることができ、評価が高ければ登録料の割引や、エスクロー対象範囲の縮小という特典を受けられるようになるようです。

オーストラリアがベース。コラボはアメリカ、フィリピンなど

オーストラリア発祥のプロジェクトで、現地はアマゾンなど既存の大型ECショッピングが幅を利かせている環境です。日本で言う楽天市場のようなオーストラリア独自のサイトがなく、かつ個人向けのプラットフォームもないそうです。自国発祥の分散型の個人取引サイトを構築することは相当なチャレンジであるのと同時に、英語圏であることを活かしてすぐに国際展開するシナリオも持っています。

ただし、一方でどのくらいのユーザー登録を目標としているのか、個人向けだがどのくらいの規模のマーチャントを受け入れるのか、という細かい目標値設定は、考えているのかそれとも伏せているのかがよくわからない状況です。フォーラムなどで質問をしていますが、回答は濁されます。

地元テレビ局に出た(?)動画や、コイン系メディアでCEOたちがプロジェクトを説明しているユーチューブ動画なども見られるのですが、、、、経営に関する情報は意外と出ていなくて、企画だけで判断するしかない状況ではありますね。

今後の経営環境情報の開示に期待したいです。

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